「仕事が忙しいから、20代は仕事に集中!一級建築士はその後、受けよう!」
「実務を積んでから一級建築士を受けようかな。」
「仕事が落ち着いた30代になったら一級建築士試験にチャレンジしようかな。」
ちょっと待ってください!!
その考え方、本当に正しいでしょうか?
私は33歳で一級建築士に合格しました。
しかし、今思えば20代の内に取っておくべきだったと思います。
なぜなら、20代の一級建築士は大変貴重だからです!!
もう一度言います!20代の一級建築士は価値が高いのです!
一級建築士を20代で取得すべき理由
20代の一級建築士は非常に少ない
一級建築士の内、20代はわずか1%しかいません。
残りの99%は30代以上です。
一級建築士が無くても「若さ」は武器です。
なぜなら、「伸びしろ」だらけだからです。
さらに若くして一級建築士であれば、まずます強力です。
転職の際、企業を選びたい放題と言っても過言ではありません。
もう一度言います。
「若さ」+「一級建築士」は大変貴重なのです!
年配の一級建築士が引退するので世の中に必要とされる
年配の一級建築士は非常に多いです。
特に一級建築士の内、50代は25%、60代は27%と半分以上を占めています。
そして、年配の一級建築士は同時期に引退していきます。
すると、世の中には一級建築士が少なくなるのです。
したがって、若い一級建築士は非常に貴重な存在となります。
相対的に市場価値が一気に高まる訳ですね。
年を重ねると仕事が忙しくなり、勉強時間が確保できない
30代、40代になれば仕事がどんどん忙しくなります!
なぜならスキルも高くなり、より大きなプロジェクトを任される事が多くなってくるからです。
後輩育成、部下の教育などの仕事が増える可能性もあります。
そうすると、なかなか勉強時間の確保は難しくなってきます。
仕事が忙しくなる前に取るのがおすすめです。
20代の設計者はサンプル集め、議事録作成、展開図作図、現地調査補助などの補助業務が多いと思います。
言い方が悪いかもしれませんが、まだ、責任が重い仕事は少ない訳ですね。
私は30代前半で一級建築士に合格しました。
30代になってからは、自分がメイン担当者として打合せに行ったり、後輩の教育をしたり、仕事が忙しくなりました。
勉強時間の確保には苦労しました。 忙しくなる前に取得する事をおすすめします。
若い内から収入UP(生涯収入もUP)
20代で一級建築士を取得すれば、若い内から資格手当を貰えます。
場合によっては、先輩社員よりも高い月収を貰える可能性もありますよね。
例えば、資格手当が5万円/月であれば、年間60万円の差になりますよね。
資格取得の年齢が10年早ければ、600万円、資格手当による収入が増えます。
その差額で旅行に行ったり、趣味にお金を費やしたり、独立資金にしたり、資産運用でさらに資産を増やしたり、、、。
お金があれば出来る事も増えますね!
昇進しやすい
資格がある事で、昇進しやすくなるでしょう。
会社側の立場で考えてみても、同じ位の年齢、スキルであれば、資格の無い設計者よりも、一級建築士を昇進させたくなりますよね。
資格が無いと昇進できない設計事務所もある位です。
そんな会社で無資格の設計者は微妙な立ち位置ですよね。
今の世の中、昇進には興味のない人も多いかもしれませんが、キャリア形成のためには昇進した方が有利になる場合も多いでしょう。
転職しやすい
20代の一級建築士は市場価値が非常に高いです。
一級建築士の内、20代は、たったの1%しかいない訳ですから。
したがって、転職市場でもとっても有利です。
給与、待遇、ポジションなど、有利に交渉が出来ます。
もし、転職を考えているなら、なおさら若いうちに一級建築士を取得しておくべきでしょう。
仮に転職を考えていなくても、「いざとなったら転職すれば良いさ!」と思いながら仕事をすれば、心に余裕が出来ます。
独立できる
世の中には20代で独立する一級建築士もいます。
が、非常に少ないです。
なぜなら、一級建築士を取得している20代が、少ないからですね。
もし、20代で一級建築士を持っていれば、独立という選択肢も生まれます。
あなたが実際に独立するかは分かりませんが、選択肢が広がると心にゆとりが生まれます。
学校費用も価格上昇するから
世の中は物価上昇が進んでいます。
日本銀行は物価上昇を推奨しているわけですから、この流れは止まらないでしょう。
もちろん、資格学校の費用も年々上昇しています。
私が受験した時は100万円だった学費が、2024年現在は120万円になっています。
いつか取ろうと考えている間に、学費もどんどん高くなってしまいます。
したがって、今、受験する事をおススメします。
家庭を持ったり、子供が出来ると勉強時間の確保が困難になるから
家庭が出来ると、思うように勉強時間が確保できない事も多くなります。
特に子供が出来ると大変ですよね。
夜泣き、ミルク、オムツ替え、お風呂、食事のお世話など、育児の負担を配偶者だけに任せるわけにはいきませんから。
そうすると、仕事と家事、育児に追われ、勉強するのはますます難しくなるでしょう。
結婚している場合、配偶者の協力無しでは一級建築士の合格は難しいでしょう。
また、子供が小さい時期には、特に家族の思い出をたくさん作りたいですよね。
旅行、外食、買い物、散歩など、たくさんやりたい事が出来ると思います。
子供がかわいい時期に勉強に時間を割くことは、大変なのももちろんですが、寂しいですよね。
また、子育てにはお金も必要です。
資格学校のお金を工面するのも大変になるかもしれません。
私は子供が生まれる前に一級建築士に合格出来ましたが、本当にギリギリのタイミングだったと思います。
子供が生まれてからだと、家族に迷惑をかけなければ、取得は難しいと思います。だから、20代のうちに取ってしまいましょう!
20代で一級建築士を取るための方法
近道は資格学校に行くこと
資格学校に通うのが一級建築士になる近道です。
有名なのは総合資格学院と日建学院です。
ちなみに私は総合資格学院で一級建築士に合格しました。
総合資格学院のメリット・デメリットについて詳しく知りたい人は次の記事を見てみて下さい。
総合資格学院も日建学院も高いお金がかかりますが、結果的には近道です。
特に若い人には資格学校に行くことをおすすめします。なぜなら、20代の設計者はまだ知識も浅く、学校に行かなければ、分からない事が多いからです。
資格学校に行けば、豊富な教材、スケジュール管理など徹底したバックアップで合格へ近付けるでしょう。
独学するなら
20代の一級建築士受験者に独学はおすすめ出来ません。
というのも、経験が浅いため、分からない事がたくさんあるからです。
私も20代の時に独学で一級建築士を受けましたが、かすりもしませんでした。
というか、勉強方法すら分かりませんでした。
中途半端に受験する位なら、いっそのこと受験を辞めるか、または、資格学校に通う事をおすすめします。
どうしても独学でチャレンジする場合、よく教材を調べて、最適な教材を見つけて下さいね?
まとめ
20代で一級建築士を取るべき理由は、
〇20代の一級建築士は非常に少ない
〇年配の一級建築士が引退するので世の中に必要とされる
〇仕事がどんどん忙しくなる
〇若い内から収入UP(生涯収入もUP)
〇昇進しやすい
〇転職しやすい
〇独立できる
〇学校費用も価格上昇するから
〇家庭を持ったり、子供が出来ると勉強時間の確保が困難になるから
です。
私は総合資格学院で一級建築士に合格出来ました。
総合資格学院に興味のある人は、下記のサイトから資料請求をしてみて下さい。
総合資格学院の資料請求はこちらから総合資格学院のメリット・デメリットを知りたい人は次の記事を読んでみて下さい。
私が実際に総合資格学院を受講した時の合格体験記を読んでみたい人は次の記事を読んでみて下さい。
そもそも、一級建築士を取るべき理由を知りたい人は次の記事を読んでみて下さい。
一級建築士の学科の勉強方法を知りたい人は次の記事を読んでみて下さい。
建築設計の魅力を知りたい人は次の記事を読んでみて下さい。