一級建築士が追加で取るべき資格5選

建築

「一級建築士は持っているけど、他の建築士と差別化をしたい!」

「キャリアアップのために、一級建築士とは別の資格を取得したい!」

そんな向上心を持った一級建築士もたくさんいると思います。

本記事では、一級建築士の私が、Wライセンスとしておススメの資格を紹介します。

一級建築士を持っているだけでも、「鬼に金棒」ですが、さらに資格を取得する事で

「鬼が両手に金棒」になれます!

Wライセンスは

スキルUP、

収入UP、

お客様からの信頼度UP

転職力UP

に繋がります!!

是非とも、さらなる資格取得を目指しましょう!!

一級建築士がWライセンスを取得するメリット

他の建築士と差別化を図れる

一級建築士の登録者数は全国で約37万人います。

意外と多いですよね?

(ちなみに医師は約34万人、弁護士は約4万人です。)

したがって、Wライセンスを取得する事で、他の建築士と差別化が図れます。

名刺に一級建築士の記載があるだけでも、十分すごいですが、さらに、一級建築施工管理技士の記載があれば、さらに凄みが増しますよね!?

「普通の一級建築士」が「特別な一級建築士」になれます!

幅広い業務に対応できる

宅建士と建築士の両方があれば、土地の契約から、建物の設計まで一人でこなせるようになります。

クライアントの立場に立つと、打合せ先を一本化できるので合理的ですよね。

双方にとってWin-Winの関係になれるわけです。

転職力UP

資格があれば転職先の選択肢が増えます。

建築設計事務所はもちろんのこと、資格によっては、建設コンサル、不動産、インテリア、ディベロッパーなど様々な職種に可能性が広がります。

どんな企業に応募するにせよ、「普通の一級建築士」よりも「+αの武器を備えた一級建築士」の方が魅力的です。

独立に有利

Wライセンスは独立にも有利に働きます。

先ほど述べたように、一人で受けれる仕事の幅が広がるからです。

収入UP

一級建築士のあなたは既に資格手当をもらっていると思います。

追加で資格取得すれば、資格手当をさらにもらえる可能性があります。

私の勤務先も上限はありますが、複数の資格に対して手当をもらう事が出来ます。

業務に関係の無い資格はおそらく対象になっていないでしょう。

不明であれば会社に聞いてみてください。

一次試験免除の資格もある

一級建築士を保有していれば一次試験を免除される資格もあります。

それだけ、一級建築士の価値が高いという事ですね。

例えば、一級建築施工管理技士は一級建築士があれば一次試験が免除されます。

インテリアプランナーは建築士(一級・二級・木造)があれば一次試験が免除されます。

建築士を持っていない人が一次試験のためにかける、勉強時間、資格学校の費用を削減できるので、有利ですよね。

そのメリットを生かして、Wライセンスを目指しましょう!!

Wライセンスの組合せ

良くない組合せ

追加取得の資格はどんな資格でも良い訳ではありません。

組合せが大切です。

例えば、ワインソムリエを取得したとしましょう。

名刺に「一級建築士」と「ワインソムリエ」が並んでいてもバランスが悪いですよね?

もちろん、「ワインソムリエを持つ一級建築士が設計するフレンチレストラン」という組合せならアリかもしれませんが、特殊な例でしょう。

メインの資格を補強する組合せがおススメ

取るべき資格はメインの資格を補強する資格です。

例えば名刺に「一級建築士」と「一級建築施工管理技士」が記載されていれば、より説得力が増しますよね。

「この建築士は設計だけではなく、施工にも詳しいんだ!」と思ってもらえます。

メイン資格に関連付けた資格を選びましょう!

一級建築士が追加で取るべき資格5選

一級建築施工管理技士

一級建築施工管理技士とは、建築の施工に関する国家資格です。

建築士が設計の資格に対して、施工管理技士は現場管理のための資格です。

ゼネコンの現場監督が特に必要な資格ですね。

一級建築施工管理技士を持っていれば、

「この建築士は現場にも詳しいんだ!」

と思ってもらえます。

転職の際も、かなり有利になります。

名刺に「一級」が2個並ぶのもカッコいいですよね!?

一次試験の合格率は約43%、二次試験の合格率は約44%です。

一級建築士は一次試験を免除されるので、合格に近い存在であると言えるでしょう。

宅地建物取引士(宅建士)

宅地建物取引士とは、不動産取引の専門家であることを示す国家資格です。

通称「宅建」ですね。

例えば、事務所用地を探しているクライアントに土地探しからお手伝いできるので、仕事の受注率を高める事が出来ますね。

重宝されることは間違いないでしょう!

合格率は約16%の人気資格です。

インテリアコーディネーター

インテリアコーディネーターは公益社団法人インテリア産業協会が認定している民間の資格です。

内装の仕上げ材、色、照明器具、家具などに詳しい必要があります。

試験は一次試験と二次試験があります。

合格率は22%程度でやや難しい資格です。

勉強時間は300時間程度必要と言われています。

インテリアプランナー

インテリアプランナーは公益財団法人建築技術教育普及センターが行う試験に合格し、登録を受けた資格者の事を指します。

インテリアコーディネーターに似ていて、内装に関する知識が必要です。

建築士(一級・二級・木造)は学科試験が免除されるので、受けるメリットが大きいでしょう。

合格率は学科試験が約60%、製図試験が約25%です。

福祉住環境コーディネーター

高齢化社会に伴い、これからの建築は福祉に対する考え方がますます重要になってきます。

福祉施設、医療施設を多く手掛ける設計事務所からは福祉住環境コーディネーターの資格を持った一級建築士は貴重な人材です。

また、バリアフリー化のリフォームも需要が多いです。

リフォームを手掛ける工務店などでも知識と技術を活かせるでしょう。

まとめ

建築士が追加で取るべき資格が分かりましたでしょうか。

本記事のポイントは、Wライセンスは

スキルUP、

収入UP、

お客様からの信頼度UP

転職力UP

に繋がるという事です。

自分のために、Wライセンスの取得を目指しましょう!

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